技能実習責任者とは
技能実習が適正に行われているかを管理・統括する人です。
実習実施者(企業)における制度運用の最終責任者として、法令遵守・適正実施を担保する中心人物として位置づけられています。
技能実習責任者の役割
技能実習の適正運用を社内で一元的に統括し、以下の役割を担います。
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1)技能実習の統括管理技能実習計画どおりに運用されているか確認
現場(指導員)任せにしない管理 -
2)法令遵守(コンプライアンス管理)技能実習法・労働基準法・入管法の遵守
違反の未然防止 -
3)社内体制の整備技能実習指導員・生活指導員の選任・管理
教育体制の整備
相談・通報体制の構築 -
4)監理団体との連携窓口定期監査・訪問指導への対応
報告・相談の取りまとめ -
5)トラブル対応実習生の問題(失踪・労務・人間関係)
労働トラブル・事故
苦情・相談への対応 -
6)記録・書類管理実習日誌・指導記録の確認
各種帳簿・書類の整備・保存
法的な責務
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① 適正実施義務技能実習を「労働力」として扱わない
技能移転の制度趣旨を守る -
② 安全配慮義務労災防止
危険作業の管理
安全教育の徹底 -
③ 人権保護義務暴力・ハラスメントの禁止
不当な労働(長時間・賃金不払い)の防止
私生活への配慮 -
④ 監査対応義務調査時の説明責任
不備があれば是正対応 -
⑤ 改善・是正義務問題があった場合の迅速な改善
再発防止策の実施
技能実習責任者は「技能実習の適正運用を担う最終責任者」です。
実習実施者ごとに1名選任が必要で、原則として常勤役職員であることが求められます。
単なる名義ではなく、一定の講習(技能実習責任者講習)の受講が必須となります。
実習実施者ごとに1名選任が必要で、原則として常勤役職員であることが求められます。
単なる名義ではなく、一定の講習(技能実習責任者講習)の受講が必須となります。
技能実習責任者講習とは
技能実習制度において技能実習責任者に選任される者が、必要な知識を習得するための講習です。
主に、技能実習制度の概要・関係法令の理解、統括管理の実務、社内体制の整備方法、監理団体との連携、トラブル対応・記録管理などを学びます。
適正な技能実習の実施と実習生の権利保護のため、確かな知識と管理能力の習得を目的としています。